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北海道

初めての北海道旅行で絶対に行きたい観光地10選

北海道にはどのようなイメージをお持ちでしょうか。広い台地、美しい自然、新鮮なおいしい食べ物など、北海道には多くの魅力があります。道央・札幌は北海道の空の玄関口として大自然と都会が共存する地域、道南・函館は異国情緒漂う雰囲気と北海道のグルメや温泉が集結する北海道民にも人気の観光地です。

また、道北・旭川や富良野・美瑛周辺は、広大な景色を自然のままに堪能できるスポットがいっぱいで、道東・阿寒、知床方面は、世界遺産である自然の大地と、美しい湖や厳しい自然を生きた動物や作物の恵みが豊富な地域です。

北海道と一口に言っても、様々な気候や地域の特色があります。それぞれに誇れる観光スポットが点在しているので、北海道の観光スポットは一度に巡ることは難しいでしょう。そこで、ここだけは必ず訪れたい・おすすめしたい北海道内の名所や観光スポットをご紹介します。


「函館」西洋文化を取り入れ、明治時代の文明開化の歴史を感じれる街




函館は北海道南部の最大の都市。羽田から函館への直行便もあり所要時間は1時間20分です。
新選組局長・近藤勇と共に、箱館戦争を戦った新選組副長・土方歳三の最後の地が函館であ
ると言われています。

歴史ある函館市の街並みはとてもロマンチック。香港・ナポリに並ぶ世界三大夜景に選定された美しい夜景が見られます。また、ヨーロッパ調の建造物である「旧函館公会堂」や海を見下ろす場所にある外国人墓地、海沿いの「金森倉庫街」などの外国文化と、日本古来の温泉や港町などの文化が融合した、異国情緒の漂う街です。

坂の町としても有名で、坂から見下ろす港町の景色や夜景が美しく、食器戦時のCMやドラマの撮影に使われた「八幡坂」や「二十間坂」は、上からも下からの景色も見てほしい絶景です。

函館は温泉地としても人気。湯の川温泉や谷地頭温泉など、観光客はもちろん地元民も通う温泉があちこちにあります。温泉ホテル・宿での宿泊はもちろん、日帰り温泉もあるので、温泉のはしごをするのも楽しいですね。

また、忘れてはならないのが「函館朝市」で頂く海鮮丼。中には宿泊ホテルの朝食を食べることなく朝市へ向かい、海鮮丼を食べる人もいるほどなのだとか。新鮮な海鮮丼を味わえる朝市も函館の魅力的なスポットです。



「小樽」明治~大正期の建物が多く残っており、遠い懐かしさを感じさせてくれる街




札幌の隣町・小樽市は車やJRで約50分の街。その昔、海からの荷物の荷揚げに使われていた運河。今は、運河を中心とした観光が盛んです。

小樽運河は季節ごとのライトアップイベントがあり、運河から海へと出かける「運河クルーズ」も開催されています。

小樽運河周辺は、小樽を代表する観光スポットが集結。
オリジナルから流行の曲、クラシックなどどんな曲も揃う「小樽オルゴール堂」、ガラス工芸品の展示や販売をしている「北一硝子」などが並びます。小樽はガラスやガス灯の生産が盛んな街であり、観光客はオルゴール作りやガラス工芸、グラス作りなどの体験も可能です。
旅の想い出に、お土産にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

また、海沿いの町ならではの海を使った水族館も大変人気のスポット。広い館内での閲覧のほか外では海に柵や水槽を設け、トドのショーやアシカ・オタリアなどのダイナミックなショーを見ることができます。

海の町と言えば海鮮。小樽は「お寿司の街」としても有名です。国道5号線から小樽運河へ向かう200mの通りに寿司屋が多く集まる「寿司屋通り」という名称の通りがあるほど。お寿司屋さんが軒を連ねるこの通りには名店ぞろい、味自慢のお店ばかりです。
ぜひ、小樽のお寿司を味わってみてはいかがでしょうか。



「札幌」北海道の定番スポット!グルメや自然を楽しめる街




北海道の中心部でもあり道庁所在地である札幌市。北海道内の都市とは圧倒的な差がある都会であり、自然との帳合いも取れた美しい街です。

北海道の中でも四季の移り変わりがはっきりしている札幌は、季節を活かした様々なイベントも開催されています。

イベントは大通り公園で開催されることが多く、観光スポットであるテレビ塔と大通り公園は大変賑わいます。夏は多くのビールメーカーが集う「さっぽろ夏まつり ビアガーデン」、実りの秋をグルメで楽しむ「さっぽろオータムフェスト」、冬は「ホワイトイルミネーション」と「さっぽろ雪まつり」などがあります。

大通公園から徒歩約5分の場所には、札幌の象徴である「札幌時計台」が。また、郊外へ向かうと札幌の町が一望できる「羊ヶ丘展望台」や、「藻岩山ロープウェイ」があります。藻岩山の夜景は、世界新三大夜景にも認定された美しい夜景がのぞめます。

また、北海道のお土産としても人気の「白い恋人」を制作している「白い恋人パーク」やサッポロビールとジンギスカンが堪能できる「サッポロビール園」、札幌ラーメンや海鮮居酒屋が並ぶ「すすきの歓楽街」など、グルメを楽しめる観光スポットも多数あります。

とても一日では巡り切れない札幌。ぜひ連泊しながら観光スポットとグルメ巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。



「富良野・美瑛」ドラマやCMのロケ地が多数ある街




どこまでも広がる畑、花畑、雪景色など、大自然が作りだす広大な風景をみることができる富良野・美瑛。春から夏は色とりどりの花や、パッチワークのような丘の畑、秋は日本一早い紅葉のスタート、そして冬は一面真っ白な銀世界が広がります。

美瑛町の人気のスポットは、言わずと知れた「青い池」。天気や気温によって青の色が変化し、周囲の風景が池に移りこむリフレクションが美しい観光スポットです。
また、「青い池」の少し先にある「白ひげの滝」は、岩のすき間から細い滝が青い川に向かって流れ落ちる絶景がみられることで、人気の観光スポットです。

「青い池」も「白ひげの滝」も、オールシーズン開催されるライトアップも美しいですよ。

また、富良野はフジテレビのドラマ「北の国から」の撮影地として大変有名です。主人公や家族が暮らした場所や、撮影セットは今も大切に展示され、多くのファンが訪れています。

富良野は、市内にある富良野スキー場と富良野プリンスホテル、その敷地内にある「ニングルテラス」が人気のスポット。「ニングルテラス」は森の中にあり、10数件の雑貨店が軒を連ねます。カフェやレストラン、冬のスキーやスノーボードはもちろん、熱気球やバナナボートなどのアクティビティも楽しめますよ。


「旭川」旭山動物園や展望台などで絶景が楽しめる街




北海道の中心に位置する旭川市。羽田空港からは直行便で約1時間30分。札幌からは道央自動車道利用で約2時間です。

旭川は、「旭山動物園」の流行で注目を浴びました。
動物たちが本来自然界でどんな生活の場を持ち、どんな過ごし方をしているのかを再現することにより、動物が本来の動きをします。お客さんの前でエサやおやつを与えながら、飼育員が動物に関して説明する「モグモグタイム」という時間も作られました。

動物を見に行く娯楽施設から、動物の生態や生息状況を学習できる学習施設へと変わったのが日本初の試みである「行動展示」であり「旭山動物園」の人気です。

2022年も新しい飼育舎の建設をしていくのだとか。ぜひ、いきいきとした動物を見に行ってみませんか。

旭川には旭山動物園のほかにも観光スポットがいくつもあります。
旭川の景色を一望できる、「嵐山展望台」、「サンタプレゼントパークスキー場ニコラスタワー」などもおすすめ。

さらには、旭川の名物グルメであるラーメン店が集結した「旭川ラーメン村」は、旭川を代表するおいしいラーメン店が8店舗、軒を連ねます。どのお店にも特徴があり、旭川のラーメンならではのおいしさが。ぜひ旭川のおいしい醤油ラーメンをたべてみてください。


「登別」北海道を代表する大温泉地の街




札幌から車で約1時間30分。登別は、支笏湖国立公園に属する「登別地獄谷」を源泉とした登別温泉街が人気です。
北海道には多くの温泉地がありますが、登別温泉は多くのホテルや宿があり北海道民はもちろん、国内・海外からの観光客が多い温泉地です。

源泉は9から11以上あり、13件以上の宿が軒を連ねます。

登別地獄谷は、遊歩道が作られているので、散歩したりガスの噴出している様子を撮影することができますよ。また、天然の足湯もあるので旅の疲れを癒せるかもしれません。

温泉の泉質は、使っている源泉によって違うので登別温泉内を湯めぐりするのも楽しいですね。宿泊していなくてもできる「日帰り温泉」も多くありますよ。

また、温泉街は「地獄谷」の名称があるためか鬼の石像があちこちに点在しています。それを探して巡るのも楽しいですね。

さらには、登別温泉から車で約10分の海沿いに、水族館である「登別マリンパーク二クス」もあります。魚の展示のほか、遊園地もあります。イルカやアシカのショーも大変人気。小さなお子さんのいるファミリー層にもおすすめのスポットです。


「阿寒」自然も文化も満喫したいという方にとっておきの街




札幌から車で約4時間30分の道のりの阿寒町は道東の街・釧路市にあります。
阿寒町には、「阿寒湖」という大きな湖があり、その周辺には観光ホテルが10軒、ぐるりと取り囲んでいます。

阿寒湖は、淡水湖として北海道で5番目に大きい湖。特別天然記念物のマリモが生息していることでも有名です。阿寒湖畔のマリモはその大きさで大変有名で最大だと直径30センチ以上のものもあるのだとか。

実際にマリモを間近で見るには、観光遊覧船に乗ってチュウルイ島の「マリモ展示観察センター」で見ることができます。たくさんのマリモを展示し、自然界で群生している様子が再現されています。
もう1つは「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」です。阿寒湖温泉街にある自然系施設で、阿寒湖地域の自然環境についての学習やマリモの観察も可能です。

阿寒湖では、1時間半ほど遊覧できる「阿寒観光汽船」や、夜の森を歩く「ナイトウォーク」、アイヌ文化を学べる「アイヌシアターイコロ」、アイヌ雑貨を扱うお土産ショップや伝統芸能を見られる「阿寒湖アイヌコタン」など、観光スポットが多くあります。
アイヌ料理を頂けるお店もあります。是非ともアイヌ文化に触れ、さらに北海道を知ってみませんか。


「十勝」ザ・北海道!牧場や動物園を堪能できる街




農業と酪農の街・十勝は、北海道の道東に位置しています。一番大きな町は帯広市で、札幌市内からは車で約3時間の道のりです。

十勝地方へ向かうと、どこまでも続く畑や、風を防ぐ防風林の美しく登頂的な風景が見られます。誰もがイメージする北海道の景色は、思わず写真に撮りたくなるほど。農業が盛んで、小麦や大豆、野菜や乳製品など、素材生産の宝庫です。

十勝でおすすめの観光スポットは、「十勝川温泉」に代表される温泉です。モール泉と呼ばれる源泉は、北海道はもちろん全国的にも珍しい植物を含むアルカリ性の温泉です。
温泉街にある「道の駅 ガーデンスパ十勝川温泉」には、日帰り温泉が併設されていて、大変人気のスポットです。湯あみ着や水着を着て、ファミリーやカップルで楽しめるスパです。
露天風呂や水遊び、モールサウナなど、様々な温泉があります。

ドライブの途中に立ち寄りたいですね。
十勝川温泉にはこのほかにも日帰り温泉があるので、チェックしてみてください。

また、「帯広動物園」は冬シーズンも開園しています。北国に暮らす動物の観察に足を運んでみませんか。さらには「花畑牧場」や「十勝アルプス牧場」で、酪農体験もできます。乳製品を使ったフードメニューを頂けるレストランもあるので、北海道・十勝の味覚をたのしんでみませんか。


「知床」世界自然遺産登録エリアを有する見どころいっぱいの街




手つかずの自然がそのまま残る知床。羽田空港からは女満別空港へ降り立ち、網走を経由してJRで知床へ向かいます。所要時間は約9時間です。

知床と言えば世界遺産に登録された話題のスポットで、見どころは数多くあります。
森の中に点在する小さな湖郡「知床五湖」は、幻想的で原始的な雰囲気が伝わる湖郡です。
知床八景にもセレクトされている「オシンコシンの滝」は、膨大な水量に圧倒されること間違いなし!

また、最後の秘湯と呼ばれている「カムイワッカの湯」は、カムイワッカの連続する滝を上った先にたどり着く露天風呂。川の水には温泉が含まれており、滝を上るのにも滑るため、滑り止めの付いた靴や靴下が近くの道の駅「ウトロ シリエトク」で販売されています。

夏しか行くことができない秘湯へ、トライしてみませんか。

知床では、ナイトウォークや星空観察会、自然観察会など多くのネイチャー体験会を開催しています。また、船にのってガイドを受けるツアーや、イルカやクジラを観察するネイチャークルーズツアーも開催しています。

更に冬から春にかけては、雪壁ツアーも開催。冬の間に積もった雪を除雪した通行道路を通り、雪深さを実際に見て観察します。これも大変人気の体験会です。


「稚内」日本最北端の街!自然豊かな街




稚内市は日本最北の地。札幌から車で約5時間の道のりです。
最北端の地に立つと、晴れた日にはサハリンが見えるのだとか。

いちめんの海の向こうにも大地があるのが見えるのは感動的ですね。
また宗谷湾をはさんだ向かい側には、ノシャップ岬があります。晴れていれば利尻岳が見えますよ。周辺には青少年科学館や、日本で2番目に高い灯台、ノシャップ寒流水族館などの見どころがあります。

そのノシャップ岬から車で約10分。
北海道遺産である「稚内港北防波堤ドーム」があります。
このドームは風と波を防ぐためにある防波堤で、全は427mの距離があります。半アーチ形ドームの形は珍しく、世界でも見かけないデザインであり、宗谷岬のシンボルでもあります。

宗谷丘陵の中にある「白い道」は、貝殻を砕いてできた真っ白な道路が有名。SNSでも話題のスポットです。全長3キロメートルにわたり、ホタテの貝殻を砕いたものを敷き詰めていて、周囲とのコントラストが美しい絶景です。


初めての北海道旅行で絶対に行きたい観光地10選ーまとめ




初めての北海道旅行で絶対に行きたい観光地と、地元民も楽しむ行っておきたいスポットをご紹介しました。
北海道とは、南は函館から北は稚内、東は知床・十勝まで、大変広大です。一日ですべてのスポットを回ることはできません。
無理なく、また、現地でも十分に時間を取って楽しめるよう、計画を立てたいですね。

北海道は夏が短く、熱い場所では35度を超える日が何日も続くときもあります。かと思えば、9月下旬からは上着が必要になり。10月末~11月には雪が降り始めます。12月には根雪となり、4月の初旬くらいまでは雪が残り寒い日が多くなるでしょう。
北海道旅行をする時期も考えながら衣類や服装の用意をしたいですね。

北海道への旅行を検討されている方は、参考にして頂けると幸いです。

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